開発用端末の調達

最近、開発用に1個端末を入手。

SC-02B – Wikipedia

docomo のGalaxy S。3年ぐらい前に発売された、 Android 2.2の頃のスマートフォンが流行り始めた頃の端末。中古で5000円ぐらい。ジャンクならもっと安いかも。

自分はdocomoの回線契約は無いし、そもそもこれは純粋にアップデートするとAndroid 2.3までしか入らない。ところがこの端末、ストレージ容量も多く、今でも色々弄られ続けてる端末なので、これにカスタマイズされたAndroidをインストールする事ができる。自分が入れたのは、CyanogenMod という有名なカスタムOS。現状最新の CyanogenMod 11をインストールし、Android 4.4の環境で動作させている。

これを開発用端末にしてる理由は、
第一に安上がりに最新(or 過去バージョン)のAndroid環境が手に入ること。
第二に、古めの端末で自アプリがサポートしてるAndroidのバージョンが動く中では下限に近いスペックと考えられるため、アプリのベンチマークに適任なこと。
第三にディスプレイが狭いため、画面のレイアウトを考える上で参考になること。
…といった辺りが挙げられる。まぁ正直、一番目の理由が8割ぐらいですが。 元々、ストア配信のバージョンと、開発バージョンでアプリが競合してしまって、開発バージョンを入れるための開発用端末が別途欲しくなったのが発端だったので、動けば何でも良く、安上がりであることが何よりも重要だった、という経緯もあります。

なお、CyanogenMod自体は問題なく動作し、3年前の端末とは思えないほど動作も快適です。重い処理を走らせるとちょっと厳しいかもしれませんが、実用的には問題ないレベル。
ちなみに、Cyanogen Mod自体はサポートも無いし、動作しなくても自分で何とかせざるを得なく、大変面倒なので、メインの端末で使うのはちょっとお勧めしません。

Galaxy SでAndroid 4.4